記念すべき初めてのブログ記事です。
初めて御紹介するのにふさわしいお店…
「う~ん」と考えた結果…
日本で唯一スロヴェニア料理が食べられるというお店にしました!
京都市太秦にあるピカポロンツァさんです。
赤と白のコントラストが可愛いお店。ピカポロンツァ=テントウムシという意味らしいです。
今回は、平日限定のクラシックコース(一人4700円)をいただきました。
大好きなお酒も3種類いただいてきましたよ♪
一皿目は、ズリヴァンカという蕎麦粉のパイと、ザワークラウトです。
ズリヴァンカは、焼き立てで温かいものをいただきました♪
白いチーズペーストに、紫玉ねぎがドット柄に散っており、見た目も可愛かったです。
あっさりしたヨーグルトとチーズの間のような風味で、下の生地はタルトに近い食感でした。
お隣のザワークラウトは、酸味がマイルドで、酸っぱ過ぎず、食べやすくて美味しかったです。
そして、一皿目に合わせていただいたお酒は、チェコのフルーツビールです。
ベルギー産天然発酵ビールに、カシス果汁を加えたものだそうです。
甘くてシュワシュワしており、ビールというよりはフルーツの炭酸ジュースのようでした。
甘いお酒が大好きな人に、本当にオススメです♪
ビールの色も、深紫のカシス色でテンション上がりました。
(全く関係ないけど、甘いお酒を飲むと、赤毛のアンがぶどうジュースと間違えて、ワインを友達に飲ませてしまった可愛いエピソードを思い出します…)
二皿目は、手作りパンとスロヴェニアの伝統的なスープでした。
ミネストローネに近いスープで、角切りにされた様々な野菜がたっぷり入っていて美味しかったです。
ミント?レモングラス?のような、爽やかなハーブの香りが口の中に広がるスープでした!
三皿目は、スロヴェニア風のパイ「ギバニッツァ」と、ヨーグルト風味のお野菜でした。
パイといっても、サクサクしているわけではなく、ホロホロとした優しい食感でした。
三色の美しい断面に、思わず顔がほころびます。
お味は、素材のうま味を感じることができる、ちょうど良い塩加減で、上にかかっているソースとマッチしてとても美味しかったです。
隣に添えられたヨーグルト風味のお野菜は、ヨーグルトが苦手な人でも食べられるくらい、ヨーグルトっぽさが抑えられたサラダになっていました。
ギバニッツァに合わせていただいたお酒は、黒板メニューの白ワイン ヴィラブリッチ・レブラでした。
スロヴェニアの白ブドウの土着品種レブラを100%使用した、スッキリとした甘みの少ない白ワインで、ギバニッツァ→レブラ→ギバニッツァ→レブラ…
とエンドレスで飲み食い出来そうでした(笑)
四皿目は、豚のペチェンカとポテトのテリーヌでした!
予約する際に見たコース内容には、「豚のオーブン焼き」とだけ書かれていたので、正直に言うとあまり期待していなかったのです…
が!!!!
これが、ほんっとーに美味しかった~☆☆☆
まず、豚肉が『とろり』と柔らかくオーブン焼きにされているのです。
そして、この豚肉にかかっているクリーム色のソースが、トリュフ風味の濃厚なクリーム味で、
一滴も残したくないくらい美味しかったです。
トリュフ(を漬け込んだ?)のオリーブオイルを使っているとのことで、美味しさのあまり、そのオリーブオイルを買おうか迷う程でした。
四皿目に合わせていただいたお酒は、白ブドウ品種ピネラを、実と皮ごと発酵させて造られたオレンジワインでした。
綺麗な琥珀色で、白ワインに近いお味なのですが、肉料理により合う濃さを持ったワインでした。
最後のデザートプレートは、りんごとチェリーのパイに、ローズヒップソースをかけたもの、シャーベット、バニラアイスのパンプキンシードオイルがけ、でした。
パンプキンシードオイルをバニラアイスにかけると、チョコレートのような濃厚な風味を楽しめるそうで、確かにコーヒーのような、チョコレートのような風味を楽しむことが出来ました。
スロヴェニア出身のシェフが作って下さるスロヴェニア料理に、スロヴェニアワインが楽しめるなんて、なんという贅沢♪
日本国内に居ながらにして、スロヴェニア旅行を楽しめるような素敵なお店でした♪
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